1. HOME » 
  2. Travel » 
  3. 【Trip with…】小さな子供と飛行機に乗る時は

【Trip with…】小さな子供と飛行機に乗る時は

post date:2019.09.06

旅と言ったら、移動手段として
主に車、電車、飛行機はつきもので。

その中でもやっぱり飛行機は
子連れ旅においては
ちょっぴりハードルが高くなりませんか?

私自身、元々は飛行機に乗って
仕事をしていた経験があるはずなのに
いざ我が子が出来て
まだ乳飲み子の時期に飛行機に乗せることを考えると、

気圧の変動などが
小さな体にどれだけ負担をかけるのかなども
気になったし、

赤ちゃんが泣き止まず
泣きそうになっているお母さんの姿や
狭い空間の中で、大きな泣き声に
迷惑そうに目を背ける人達の顔が浮かんできて
(これは本当に、お母さんの気持ちも、
他の人の気持ちも両方わかる辛い時間)

幼い娘を飛行機に乗せることは
今では平気のへっちゃらの私にも
考えるだけで、少々ナーバスになることでした。
2E4E2F17-A460-4992-B8B1-D63F06E6AEF3
だから色々とネットなどで情報を集め、
自らの経験と共に工夫しながら、
娘のFirst flightを
迎えたのを覚えています。

色んな事情があり、
娘のFirst flightは比較的早い段階で訪れたけれど、
そこから2歳過ぎるくらいまでは
離着陸時の耳抜きなど、
娘が飛行機を嫌いにならないように、
泣かないように、細心の注意を払ったし、

ミドル、ロングフライトに関わらず、
抱っこ紐を常に脇に置き、
飛行機の中では寝ない!
くらいの覚悟で毎回乗ったものです。
(実際はちゃんと寝れたことの方が多かったけれどw)

そんな訳で、FBで頂いた
『幼い子を飛行機に乗せる事への心配の声』から、

私自身もそうだったように、
不安に思っている方もいるのかも知れないと
私が経験した事、工夫した事を
書いてみようと思いました。

ほんの少しでもどなたかのご参考になれば。
577ED7C1-90BF-41DA-9F53-E7EEE18AB8A1
まず、一体生後どれくらいから
飛行機に乗れるのかと言うことなのですが、

航空会社によっても多少違うと思いますが、
日本の大手2社は生後8日後からとしています。

ですが、生まれて間もない訳なので、
耳の鼓膜への負担などを考えると
生後1ヶ月から1ヶ月半くらいは
見たほうが良いのではないかと
小児科の先生に聞いた記憶があります。

さて、乗ることを決めたとして、
飛行機では航空会社によって
子供向けのサービスも色々あります。

ベビーバシネットや離乳食、子供用のご飯、
オムツなど、、、。
利用する際は事前にチェックして予約をしておくと
手荷物の量も減らせてよいと思います。

空港によっては、
飛行機を降りてすぐのところで
ベビーカーを返却してくれたり、

出来ない場合は搭乗口で空港または
航空会社のベビーカーをスタンバイしてくれる
サービスもあるので、

それも事前に確認して予約しておくと
非常に助かります。
(ただでさえ、子供を抱えながら荷物も沢山あって、
毎回飛行機を降りる時には
落ち武者の様になっておりました。私の場合w)
E2068C43-DE48-4A47-AA32-3D8F25671CC8
そして、飛行機に乗って一番気をつけたいのが
気圧の変化。耳抜き。

まだ言葉もわからないうちは、
うまく耳抜き出来ない訳です。
(いや、わかってたって、大人だって
上手く出来ない時もありますよね)
それがギャン泣きの原因になる事も
あるのではないかと考えました。

なので、私がやっていたのは、
必ず離着陸時は授乳するか、
粉ミルクを飲ませるかして、
常に耳抜き出来る状況にしていました。

そのタイミングは、スポットを離れてから離陸まで、
結構時間が掛かる場合があったりするので、

出来れば離陸のアナウンスで共にが理想ですが、
まぁ、子供の状況もあるので、
その辺りは臨機応変に。

授乳出来なかった時のことも考えて、
おしゃぶりや、おやつが食べれる月齢であれば
おやつやお水、ジュースなどを
手元に用意するようにもしていました。
043296FB-538B-4E53-AF70-F7DE0FFB76D8
また、これは賛否両論あるかもですが、
我が家の場合はタブレット端末を持ち歩いて、
映画やYOU TUBEなどを観せたり、
(wifiが上手く繋がらない環境のことも
多々あります。その時のためにお気に入りの映画は
事前にダウンロードしておくようにしています)

シールブックなど何か夢中になるようなものを
使って、なるべく静かに出来るようにしています。
(これは普段レストランでも同様にしています)

最近では、特に国際線などは
機内エンターテインメントサービスも充実している
飛行機も多いので、その場合はそれをフルに
活用しています。

後はお手洗い。
子供が生まれて初めて知る
機内のオムツ替えの台の小ささ。
自分で立てるくらいになったら
逆に台を使わない方が
やりやすかったりする場合も。

使い古しのビニール袋など持参しておくと
床に敷いてその上に立たせて替えることが
出来るので便利です。
また、大きい方をしちゃった時は、
臭いがスゴイので処理に困りますよね。
お使いの方も多いかもですが、
46ED4D54-733A-47ED-A440-0EEB678ACBF4
私は断然こちらの驚異の防臭袋 BOS
オススメします!!
なんの回し者でもございませんが、
本当に臭わない!!
他にも色々試しましたが、こちらの袋が一番です。
と、まぁこんな感じで準備をしておくと
お手洗いも比較的スムーズかと思います。

そして、なるべく飛行機で眠れるように、
搭乗ギリギリまで起こしておくなどの工夫もしました。
自分の足でお散歩出来る月齢であれば、
カートサービスがない時、
お手洗いついでにほんの少し機内をお散歩も効果的。

幼い子供に、ずっとここでじっとしておけと
言っても出来るわけがなく、
なかなか難しい状況の時もありますが、
なるべく他のお客様のご迷惑にならないように、
娘には飛行機を好きになってもらうように
してきました。
E6ACCC7D-10D9-4C36-BE54-46555810EAC6
その甲斐あってか、
今では2歳半を過ぎた娘ですが、飛行機大好き!
席に着くなり自分でベルトを締めて、
飛行機の中でどう楽しむか、
彼女なりに工夫をするようになりました。
(まぁ、あくまで私個人の経験を書かせ頂いています。
人も違えば状況も違うので、
みんながみんなそうなる訳でもないと思いますが)

でも、一度、ど満席の機内で、
一番恐れていた事態が起きました。
国内線の最後列座席の真ん中の真ん中に
なってしまった私たち。
色んな事情が重なり、
娘が飛行機で必要とするものを全て
手元に用意することが出来ずに席に着きました。

娘は眠いけど寝れない、、
まさに最高にパワフルな状況になり、
足をバタバタ前の座席に当ててしまったり、
泣いてしまったり、、、。
真ん中の席で満席。
フライトタイムも短い路線で
お手洗いに立つことさえ
気が引けてしまう状況、、、。

とにかく謝り倒し、
必死に娘をあやしていましたが、
なかなか効果もなく。涙。

でもこれも、
全ては余裕がない状況の中で
起こったことだったなぁと、
猛省しながら心の中で泣いておりました。
(その時、必死で娘の口を押さえて
静かにしなさいと言っていた私に隣のおじ様が
「可哀想だから、そんな事してあげなさんな。
大丈夫だから。」と、
優しく声を掛けてくださいました。
今でも忘れられない、有難いひと言でした。)

と、まぁ、そんな事もありましたが、
その後は、事前準備をしっかりして
余裕を持って行動!をモットーに
母子2人旅の時も、周囲にご迷惑をかける事もなく
娘も機内ではご機嫌に過ごしています。
42CCB518-9689-43E2-80A1-ED32258D09E1
やっぱり幼い子供であっても経験する事って
色んな自信に繋がっていくから
幼いうちから飛行機に乗っての子連れ旅に関しては
個人的に賛成派。

今のところ、
どこに行っても物怖じしない娘を見ていると
特にそう思うんです。

だからあんなに心配していた私でしたが、
あの時腹を括って(大袈裟ですみません)
娘のFirst flightを迎えて良かったなぁと。

まぁ、もちろん時と場合にもよりますが
大抵のお母さんがそうだと思うのですが、
あんなに大変だったり、心配していたことも
過ぎ去ってしまえば
そこまでの事じゃなかった、、
と、言う事もしばしばありますよね。

記憶をたどりながら書いた
幼い子供を連れて飛行機に乗る時のお話。
ちょっととっ散らかったかもですが、
書きながら色々考えてました。

全ての人は母から生まれ、
同じ様に大きな声で泣いて、時に暴れて、
自分がこの世に生まれてきた事を、
ここに居ることを
猛烈アピールしていた子供時代があります。
どうか公共の場で泣いている赤ちゃんや
子供に対して、
あたたかい目で見て頂けたら嬉しいですし、
逆に幼い子連れの親代表としては、
出来る限り周りの方々への配慮を忘れずに
子連れであっても同じ空間を
お互い快適に過ごせるように
意識していけたらと思います。

 

 
Noriko

 

 

 

Noriko Hirose

編集長【写真】

Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
メディア掲載情報はこちら

BLOG

Noriko Hirose Official Blog

Loading...

CATEGORY

  • Fashion
  • Life Style
  • Beauty
  • Travel
  • Interview
  • Shop
  • facebook
  • twitter
  • Ameba

Page Top

大人の女子力アップを応援するNstyle [エヌスタイル] は、「ファッション」「ライフスタイル」「美容」「旅行」などの情報を、魅力的な自分スタイル作りを目指す皆様にお届けするWebマガジンです。
各専門分野で活躍中のコラムニストによるコラムの連載や、主宰者でありスタイルプロデューサーでもある廣瀬規子が直接体験、経験した生の情報を写真と共に提供していきます。
少しでも皆様の魅力的な自分のスタイルを作るきっかけになれば幸いです。