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【連載:THE DAY】vol.85-STAY STRONG

post date:2020.04.06

Nstyleをご覧の皆さん、こんにちは。
体調など崩されていないですか?
お家にいる方、お仕事をこのような状況でも続けなくてはいけない方、
どんな状況にいる方も、日々の疲れが身体にも心にも出てきている頃ではないでしょうか。
このコロナウイルスについて一番最初にここに書いた時は、
これほど状況が悪化するものだとは、私自身まだちゃんと想像ができていませんでした。

 

私の仕事は、こうして文章を書いたり、絵を描いたり、想いを表現することです。
このような状況になり、自分たちが一生懸命してきたお仕事の意義というものが、
少し分からなくなる方も沢山いらっしゃると思います。
それぞれのお仕事が、またそれぞれの想いと共に輝くよう、
今は1日も早い収束を願うばかりです。

savetheworld

そして、この場をお借りして、医療関係や保育関係、そして日用品などの販売に携わる方、
きっともっと沢山の方々がお休みもなく働いてくださっていることと思います。
そんな皆さんには、感謝してもしきれません。毎日、私たちのために本当にありがとうございます。

 

 

さて、今までよく聞かれてきたことなのですが、私がどのようにして今の仕事と出会ったか。
そのお話をあまり詳しくどこかで書いたことがなかったので、今回と次回はそんなお話を通して、
皆さんに”想い”を伝えられたらいいなと思います。

 

これまたよく聞かれるのですが、私は現在に至るまで、アートというものについて、
特別な学校に通ったり、習い事などで学んだことがありません。
なので、お恥ずかしながらあまり専門的な知識はないのです。
今私が描いている描き方、作り方は、一つ一つ、経験をする中で自分で学んで自然と身についたものです。

 

幼い頃から、頭の中で様々なことを想像するのが好きな子どもでした。
今思うと、なんで?どうして?もしかしたら・・・なんて”想いの工場”みたいな子だったかも。
それと同じく、自分の世界をイメージして何かで表現することが大好きな子でした。
おままごと、ダンス、演劇、お笑い、ラジオ。真似ごとしてよく遊びました。
それは大人になるまでずっと好きで時間さえあれば続けてきたことかなぁ。

 

さて、いざ就職の時期になると、沢山の好きなことに没頭してきたものの、
それらを仕事に結びつけることはできず、同じくらい大好きだった”人”に携わる仕事に就きました。
ホテルの従業員です。社会人に初めてなった時は、若者の文化の中でのびのびと過ごしてきた分、
言葉遣いや上下関係、マナーやルールなどの大人の世界に慣れるまで本当に苦労しました。
ありきたりかもしれませんが”ありがとう”という言葉にどれほど大きな力があるかを知りました。
そして、その時の経験が、全て今に生かされていることも、その先を生きる中で知りました。

 

さて、偉そうに語っていますが、志半ばも半ばの入社約1年後。私は息子を授かります。
言ってしまえば、計画性のない、自分への甘えや社会人としての覚悟の足りなさが引き起こしたことかと思いますが、
息子に出会えたことは一切マイナスには考えたくないので、運命だっということにしましょう。
そこから急に、スタートした母としての人生。
これまた笑いあり涙ありでてんやわんやの生活でしたが、幸い両親も近くにいれくれたことや、
子育ての大先輩の方々が周りにいてくださったおかげで、息子は沢山の方々の愛情を受けて今日まで育ってくれました。

 

専業主婦になって4年。色々あって私は旦那さんと離婚することになります。
結婚した時から、授かり婚の離婚率や、若い親の離婚についてはいやというほど耳にしてきたので、
意地でも離婚するもんか!なんて思っていたけれど、これまた未熟な者同士が引き起こしてしまった結果。
何の関係もない息子を巻き込んでしまったことは、今でも深く反省しています。

 

離婚を決めてから、事態は一気に加速します。
住む場所、保育園、仕事。今まで専業主婦だったこと、
実際社会人としての経験が1年ほどしかないことで、慣れるまでの記憶が正直あまりありません。
今思うと雨や雪の日はどうやって息子を保育園に預けて仕事をしていたんだろう、と振り返っても
映像が出てこないのです・・・。

 

一人親になってから、私のしていたお仕事は、子供の保育園の時間に合わせて定時のお仕事ばかりでした。
時間で選ぶとお給料はもちろんそこまで高くないし、かといって残業が沢山あるようなお仕事は、
息子との時間を失ってしまうし・・・ということでいろんな葛藤がありました。
そんな中、最初にお世話になったのは、大学の事務。そして次はある会社の福利厚生の事業所、デザイン事務所と、
初めてのことだらけのお仕事でしたが、ここにきて、大嫌いだった勉強だけど、自分の手を動かして実践しながら学ぶことは、
大好きだったのだと気づきます。勉強というものを勝手に学校の暗記ばかりのようなものと決めつけていたのは、
自分自身だったのです。そこからは28歳、勉強が大嫌いから、勉強は嫌いじゃないに変わりました。

 

さて、ある程度自分の生活のリズムや、経済環境も安定し、仕事にも慣れ始めたころ、
息子の姿を見てふと、思ったことがあります。
それはこの私の背中を見て、これから彼は育つのだということ。
現状に不満はなかったのですが、私が何かを通して、
もっともっと誰かのためになることはないか、模索し始めました。
人の人生には、そうやってちょっとした違和感だったり、立ち止まった時だったり、
何かを深く考えた時から、自分の中で思考がじわじわと変化することがあります。
見るもの、触れるものから、何か可能性を見出したり、自分の挑戦したい方向に無意識に
動かされる時があります。

 

そんな時が私にも沢山ありました。きっとその時の自分の気持ちによっては、今じゃないって
見過ごすこともあるのですが、あ、もしかしたら、それが今なのかもって気づくと、
どんどん道が開けてくるのです。不思議だけど、出会う人、聞く話、いろんなところで、
挑戦のために背中を押される感覚。

 

そんな中、近所にできたあるお店と出会います。
そこからのお話はまた次回に。
皆さん、人生と同じように、苦しい時間も、悲しい時間も、
どうにかこうにか頑張って向き合って乗り越えてきたのが私たち人間です。
まだまだ先が見えず、不安もいっぱいですが、
誠実に、謙虚に、思いやりを持って。
共に乗り越えましょう。

 

では、愛を込めて。
AYAKA FUKANO

 

 

 
 
 
 
 
 

 
 

 

 
 
 

Ayaka_01


AYAKA FUKANO(絵描き)


 
東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。

幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。

instagram:ayahundred
 
HP:http://ayakafukano.com
 
 
 
 


Noriko Hirose

編集長【写真】

Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
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