Nstyleをご覧の皆さまこんにちは。
梅雨に入りぐずぐず天気の中で、気持ちもどんよりしがちな日々。
皆さんはどのようにお過ごしでしょうか？

人間、生きていると本当に様々なことが起こります。
よく、生きるということはそれだけで試練だなんて言われますが、
時々本当にそのように思います。

つい最近、知人がお空に旅立ちました。
あまりに突然の出来事で、亡くなる数日前に笑顔で会ったばかりで、
自分の中で整理ができなかったのですが、
きっと本人が一番びっくりしているのではないかと思います。

生まれてから今まで、友達100人できるかなをとっくに超えて
たくさんの人に出会い、多くの喜びや悲しみをともにしてきました。
新しい出会いには、いつもわくわくします。
この先に私たちにどんなことが待っているのか、
いつも楽しいことばかり想像してしまいますね。

過ごした時間が長くても短くても、人と人がふれあい、共に生きるということは、
違いの歩んできた道が交差し、新たな道が作られるということです。

彼と出会い、短い時間でしたが、
楽しいことは楽しいって言える環境、
幸せなことを幸せって言葉にしてもくさくない世界
どんな時も笑顔で一瞬にして暖かい空気にしてくれる優しさ

本当に多くのことを学びました。
本当はもっともっと色んなこと学びたかったけど。

人の人生の中に起こる全てのことに、
私は必ず意味があると思っています。

彼が遺してくれた眩しいくらいの笑顔や
誠実でまっすぐな優しさ、
そして分け隔てなく多くの人に注いでくれたありったけの愛情。

残されたみんながそこに触れたことで、
また多くの人に同じように愛情を注げるようになるんだろうな。

悲しんでいる暇はないですね、
そうやって人は多くを学び、また一つ目には見えない愛を知り、
繋いでいくんだと思います。

だから皆さん、
人生の長さは自分では決められません。
お空に旅立った後に、もっと人に優しくすればよかったとか、
もっと愛を伝えればよかったとか。
互いが心残りになるような悲しみがないように。
毎日を一生懸命、愛し愛され、生きましょうね。

今日はここまで、
またお会いしましょう。

AYAKA FUKANOから皆さんに愛を込めて。

AYAKA FUKANO(絵描き)   東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。 幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。 instagram:ayahundred   HP:http://ayakafukano.com