1. HOME » 
  2. columnist » 
  3. Migiwa » 
  4. 【連載:chez Nicole(シェ・ニコール)】vol/51-尊敬するパリの大師匠からのトス

【連載:chez Nicole(シェ・ニコール)】vol/51-尊敬するパリの大師匠からのトス

post date:2018.10.28

今回、コラムの内容がしっくりこなくて、どーにもこうにも決められず
意を決してインスタグラムのストーリーの質問機能を使って
「聞きたいことはありますか?」と募集してみました。

IMG_0828

なんて皆さん優しいのだろうか、、、!
お花のことから働く女性としてのビジョンだったり、
幅広く質問やアドバイスを下さって大変参考になりました。

ご回答くださった皆様!どうもありがとうございました!!涙

その中に、なんとびっくりパリでご活躍されているお花の大師匠 斎藤由美さんからも
トスがあがっているではありませんか!!
二度見というか五度見くらいしながら、メッセージを確認しました。

IMG_0738

なので、今回は由美さんから頂いた質問について書かせて頂きます。
ドキドキ…

くださった質問は、
「これだけはしないぞ、と心にきめていること」でした。
色々な方面、色々な人と関わっているみぎわちゃんが
やらないと決めていることに興味がわいたの、
と学び多きアドバイス達とともに質問を投げかけて下さり、
恐縮と感謝の気持ちが無限ループ。。。

さて。

この質問、シンプルだけど深いですね。

考え始めた時にまず思い出したのが、少し前のコラムで書いたこれ。
好きと嫌いを意識してみるということ。

したくない事、嫌な事は無意識のうちに避けているし
言語化する機会もあまりないので、今回のトスは頭の整理をするにも良いきっかけとなりました。

IMG_0740
私がしないぞと決めている事は、言葉にすると、これ。

「関わる人に無関心のまま仕事をしない」ということ。

ここに愛情をもって仕事を出来るか否かのスイッチがある。

無理してでもお客さまと仲良くなるとか、
媚びを売って担当者さんの懐にはいるという訳ではなくて、
ちゃんと人と人としてコミュニケーションをとるという意味です。
(そもそも媚びを売ることはプライド的に絶対しない)

私にとって、素敵な成果物を提供するためには、
この部分がかなりキーポイントになっています。

無関心なままだと、ひとりよがりなものが出来上がったり、
はたまた、仕事ではなく愛のない「作業」になってしまう。

お客様に対しても、スタッフ・メンバー同士であっても
これがあるかないかで、自然と気遣い助け合ったり(←絶対大事)、
アウトプットする内容の精度も上がってきたり
作業がスムーズになって、成果物の厚みが変わり、
お客様にも喜んでもらうことに繋がる。

人が喜ぶ顔を想像しながらお花に向き合うと、花にもその気持ちが宿る気がしてます。

そして、なにより、どうせやるならコミュニケーションがある方が純粋に楽しい。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いくら好きなことを仕事にしているからといって、
花だけあれば、あとはどんな状況・環境でも幸せ!最高!!なんてことはない。
仕事であれば、しっかりと喜んでもらえるものを提供したいし、
一緒に働く人たちとも切磋琢磨しながら良い時間を共有したい。

例えどんなに素敵なお花を作ったとしても、
人間関係がギスギスした中での仕事って
自分の中で誇らしさは生まれてこない気がする。
「もう少し出来る事があったんじゃないか」と、きっと、もやもやが残る。

もちろん、これは私の性格も大きく影響しているだろうから、
過程や気持ちを意識するより、成果物だけにフォーカスする人もいるだろうし、
人によって切り口は様々だと思う。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その他にも、しないぞと決めていることを考えていた時に
お金で仕事をしたくないとか、
自分のスタイルに反することはしたくないとかも
浮かんだけど、それは状況によって変わると思いました。

個人で活動する上での目標ややりたい事を叶えるにはお金も必要。

花留学を終えて、いざ、これからがフリーランスとして本番!という時に
ポンコツな私は、パリでお金を使い果たしてリアルに無一文でした。

そこから探り探りで花仕事を進めて今に至りますが、
目標ややりたい事を叶える手段として全く自分のスタイルではないが予算があるぞ…というお仕事もさせて頂いた事もあります。
お仕事を頂けるだけでもありがたい事なので、そんな事を言うのは、本当に失礼な話ですがスタイルじゃないものはスタイルじゃない。。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

初めは、あーなんで引き受けてしまったのだろう…
周りの人からあの子は心を売り始めたなと思われるかなー…とか思ったりもした。

その時にやる気スイッチとなったのが「関わる人に無関心のまま仕事をしない」の部分でした。

担当者さんや待ち望んでいるお客様の事を知り、自分ができる最大限の事をしたいなと燃えていった。
そして、個人で活動していて、目標を叶えるためには
自分でどうにかしなければいけないのだから、
悩む事でもないし、新しい事にチャレンジさせてもらえる事も
私の引き出しが増えるのだからありがたいとまで思えるようになりました。

IMG_0889

あの時と比べて、今は「わたしっぽい」を感じてくださる方が増えてきた様で、かけ離れたご依頼はなくなってきたように思います。

他人に迎合するつもりは一切ないけども、こんな感じで人に感情移入してパッションとテンションで動いてしまう癖があるので、今後「あれ?なんかスタイル違う事してない?」とお気づきになる事があったとしたら、きっとその時は、誰か魅力的な人に出会ってスイッチ入ってるんだなと思ってください。

ちなみに、この数日、出会った友人たちにも「しないと決めていることは何?」と質問しまくったのですが、それぞれの回答を聞くのはと〜ても興味深く面白かったです。
皆さんも機会があれば、ぜひまわりの方に質問してみてください♪

長くなってしまった文章にお付き合い頂き、
どうもありがとうございました、、、!!

 
 
 
 

IMG_0057

フラワーデザイナー
太田 美際 / migiwa OTA


 
IT企業で勤めた後、花修行のためパリへ渡る。現在は、フリーランスにてギフトフラワー・装花・ワークッショプの開催などを行う。
 
HP:http://migiwao.com
IG:jardin_de_muguet
 
 
 
 

●「chez Nicole(シェ・ニコール)」とは・・・
フランス語で「ニコールの家」という意味です。
パリでの花修行中、「migiwa」と覚えられなかったムッシューが私を「ニコール」と命名しました。
お隣さんはどんな風にお花を飾っているんだろう?という感じでchez Nicoleをのぞきにいらして下さい。
ちなみに「ニコール」という名前は、わりと古風な名前の様で今の若者たちにはあまりいない名前だとか…

Noriko Hirose

編集長【写真】

Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
メディア掲載情報はこちら

BLOG

Noriko Hirose Official Blog

Loading...

CATEGORY

  • Fashion
  • Life Style
  • Beauty
  • Travel
  • Interview
  • Shop
  • facebook
  • twitter
  • Ameba

Page Top

大人の女子力アップを応援するNstyle [エヌスタイル] は、「ファッション」「ライフスタイル」「美容」「旅行」などの情報を、魅力的な自分スタイル作りを目指す皆様にお届けするWebマガジンです。
各専門分野で活躍中のコラムニストによるコラムの連載や、主宰者でありスタイルプロデューサーでもある廣瀬規子が直接体験、経験した生の情報を写真と共に提供していきます。
少しでも皆様の魅力的な自分のスタイルを作るきっかけになれば幸いです。