東京。

物も情報も人も何もかもが多く
多すぎるが故、“選択”することが難しい街。

丁寧に生きることが（私自身）なかなか難しく
時間があっという間に過ぎていくこの街で
仕事をして、家庭をもって、子育てして…という女性が
私のまわりには割と多い。

毎日時間に追われ、気づけば一日、一週間、一ヶ月、
そして一年があっという間に終わっていく。

SNSが普及し、周りの楽しそうな情報が
どんどん上がってきて
まるで充実して毎日楽しんでいないと損！みたいな（笑）
そんな感覚に陥ったり。

情報過多で、正直「あぁ、毎日疲れるな」なんて
思っている女性が少なくないのでは、と勝手に想像している次第。

なぜならば、言わずもがな私自身が
その一人だからなのだけど。笑

そんな私がここ最近で、心から本当に癒された場所。
東京砂漠で踏ん張っている女性におすすめしたい島。

竹芝桟橋から高速ジェット船で1時間45分。
都心から一番近い、雄大な大自然の島「伊豆大島」だ。

たった1時間45分の旅なのに、車で行くどことも違う
特別な旅気分を味わえるのは、
ジェット船のおかげであることは間違いない。

コラムといいつつ、
今月は「都会に疲れた女の旅日記」となりそうな予感…笑

到着すると15時前。
この季節だと、もう日が沈む予兆が見えるような
やわらかい日差しが海にキラキラと反射している時間。

伊豆大島といえば…
椿・ダイビング・明日葉・三原山（火山）など色々ある中で、
まずは椿油を昔ながらの製法で製造している高田製油所へ。

もう何代も前からの「玉締め式」圧搾機という機械で
丁寧に絞られた椿油。
この圧搾機の見た目の美しいこと。

しかもこちらの製油所は
見学しているとたまに人がふらり入ってきて
椿の実を売りに来る。

これも昔ながらで、椿の実1g1円ほどで引き取っているそうで、
お金にも変えられるし、なんなら持ち込んだ実から絞った
椿オイルでの交換も可能なんだそう。

色々と面白いお話を伺ったあとは
美しい景色と椿に癒されるべく、椿花ガーデンへ。

なんといってもここからしか見えないこの素晴らしい景色。
伊豆~熱海、神奈川、東京までが一望できる。
天気がいいと昼は富士山も見えて
夜になると、本島のゆらゆらと揺れる明かりを見ながら、
「非日常」のここから、目の前の「日常」に思いをはせる。

是非一人で来てみたい場所、
ちなみに私が大島で一番好きなところでもあり
本当はあまり教えたくないくらい。笑

椿花ガーデンで体が冷え切ったあとは
大島の温泉ではNo.1と言っても過言ではない
「温泉ホテル」の露天風呂で
月あかりの下星を眺めながらゆったりと長湯。

明るいと、三原山と樹海が見渡せるロケーションなのだが
夜はとにかく暗闇。
都心では決して見えない星をたくさんみることができ
ここでも非日常感を味わえる。

ほぼ夕方入りしたにも関わらず
充実した初日が終わり
すでにかなりリセットされた感があるが

後編へ続く…。

 
● 「三女の独り言」とは…
フリーPR3名により結成したユニット（？）「PR三姉妹」の三女による独り言、のようなコラム。
気ままに綴りたいと思いますので、ふとした空き時間、気が向いたときに読んでもらえたらうれしいです。