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【連載:THE DAY】vol.15-ME

post date:2017.04.17

こんにちは。

やっとこれで暖かくなったんですよね?
やっとやっと暖かい季節がまた東京にも来ましたね。毎年会ってるはずなのに、毎年、こんな感じだったっけ?って思う。
人は色んなことを忘れがち。

というか、色んなことが起こりすぎて記憶に残せるものが限られているのかしら。

そんなポエマーな今回は私のハナシ。

n01

私が息子を産んだのは22歳の時でした。

結婚したのも22歳の時。

両親がやっとの思いで、娘を社会人にしてくれて、会社の先輩たちが身を削る思いで育てようとしてくれていた矢先のこと。
私は妊娠してたった5ヶ月で退職した。

そこから約4年。私は夫と離婚。26の時でした。

母に言われました。
あなたは1人で歩くのも、言葉を話すのも、成長も本当に早くてね。いつもこんなに生き急いで、早く死んでしまうんじゃないかって心配よ。ずっと。

そこから5年。生き急ぐという言葉は私のために作られたのではないか?というくらいその言葉がピッタリの日々でした。

思い返しても、覚えてないんです。

あの時、感情のままに離婚をして、こんちくしょう!負けてたまるか!って息子と二人暮らしを始めて。ファストファッションブームで、生活よりも自分を華やかに見せられたことも、何にも分からなかった私に優しく教えてくれた役所の人も。全てラッキーとしか言いようがないほど、支えられて、ここまできました。でもがむしゃらすぎて覚えていないんです。

仕事をして、息子との生活に戻って、空いた時間に制作活動をして。嵐のような朝を毎日迎えて。言葉にするととても大変だけど、私にはそれが当たり前になってきていたここ数年。

いつの間にか、私の頭の中に再婚への期待や夢は無くなっていました。
そんな私とは対照的に、周りからは再婚はしないの?と心配されるようになりました。

1人の方が自由で幸せー!私強くなったから!
そんな言葉が必ず出る。それは、自分を守るためだったのかもしれないですね。

家ではおっかない、ふざけた母ちゃんなのに、人を好きになるとてんで弱くなる。そんな自分がとても好きになれませんでした。

やっと強くなったのに、ここまでやってきたのに、誰かを愛そうとすると、全てが壊れてしまいそうで。甘えてる自分がただただ気持ち悪く感じて。

ダメだダメだダメだダメだー。

私は大丈夫だ!1人がいいんだ!そう覚悟を決めたつもりだった。

そんな私が人生で二度目のプロポーズを受けることになるとは、自分が一番想像もしていなかったんだ。

つづく。

 


AYAKA FUKANO(絵描き)
東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。

instagram: HP:ayahundred

編集長

編集長【写真】

Noriko Hirose

航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。タレントのスタイリストをしながら、自ら企業広告のモデルを務めることも。現在は“女子力”を提案するライフスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュースをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ブログ等で発信している。
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