三重県伊勢志摩にある賢島には昨年の春も訪れていて、
その時はサミットも行なわれた事で有名な
志摩観光ホテルに泊まり、随分素敵な体験をさせてもらった。
お陰で私の中では賢島というと、
とても落ち着きがあってゆっくり出来て、
心を癒しに、体を休めに、明日への元気をもらいに、
年に１度や２度は訪れたい場所の一つになっている。

東京から賢島へは新幹線で名古屋まで出て、
名古屋から近鉄線に乗り換えて約２時間程。
若干長旅ではあるが、
例えば伊勢神宮に参拝してその後賢島に行くも良し、
名古屋のデパ地下でひつまぶしをテイクアウトして
近鉄特急の中で食べ、
電車の旅を楽しみながら行くも良し。

ここに来るとその道中なんて、なんて事ない。
いや、それもこれも、全部含めて楽しい旅だった！！
と、思わせてくれるホテルにまた出逢ってしまった。

その名も『都リゾート 志摩 ベイサイドテラス』。
伊勢志摩観光ホテルと同じ、都ホテル&リゾーツ系列のリゾートホテルだ。

賢島駅からシャトルバスが出ていて、
あっという間にホテル前。
南欧風な建物は、入った瞬間から、
きっとゆっくり気持ちよく過ごしていられるに違いない
と感じるほどの空気感で、
エントランスから既にこの宿のチョイスが正解だったという安心感に包まれる。
（ちなみに伊勢神宮の内宮から
志摩近鉄リゾートホテルまでの直行バスが出ていて便利。詳しくは→https://www.miyakohotels.ne.jp/bayside-terrace/access/）

今回私が宿泊したのは
２０１9年４月にリニューアルしたばかりの
スーペリアルーム。（オーシャンウイング３階は
全室スーペリアルームとなっている）

ブルーグリーンがアクセントカラーになっている室内は
清潔感がありとってもお洒落で寛げる。

海側のお部屋のテラスからは英虞湾が広がり、
夕焼けを見ながらテラスでワインやシャンパンも良し。
ちなみにここスーペリアルームの特典として、
こだわりの美味しい朝食を
ルームサービスで頂く事も出来る。

また、さすがはリゾートホテル。
ここにはヴィラもあり、ファミリーはもちろんのこと、お泊り女子会するのも楽しそう！
小さなキッチンもあるので、おつまみ作ったりしながら
みんなでワイワイ。なんてのもオススメ。

その他に愛犬家には大変嬉しい、
愛犬と一緒に泊まれる部屋も２室用意されている。

プールサイドを抜けて海を眺めながら
ヴィラが並んでいる辺りに行くと、本当に南欧の
どこかのリゾートホテルに来たかのような、
優雅で開放的な気持ちになる。

そして、この素敵な空間を、
みんなとシェアしたくなってしまう。

『都リゾート 志摩 ベイサイドテラス』の
素晴らしさは、もちろん外観や環境だけではない。

毎週木曜日には星空案内人による星空観測会を開催していたり、
英虞湾を巡るクルーザーをチャーターして
楽しむことも出来る。
（ホテルのアクセスにもクルーザーでの案内が書いてあるが、実際にクルーザーで来る顧客もいるのだそうだ。）

その他、３面のテニスコートやレンタサイクル、
ゴルフ好きにはたまらない、
女子ゴルフトーナメントも行なわれた
名門ゴルフ場『近鉄賢島カンツリークラブ』が
すぐ隣にある。

ファミリーで来た場合、お父さんがゴルフ、
お母さんと子供がプール・・・みんなハッピー！笑
なんて想像しながら、
ゴルフ好きのパパがいる仲良しファミリーと
一緒に泊まりたくなる。

そして、個人的にこっそり皆さんに伝えておきたい
オススメポイントがもう一つ。

ほとんど全てが南欧風リゾートなのに、
なぜかここにはカラオケルームがある。
（ちなみに大浴場も！）
ここは南欧風リゾートの雰囲気を
存分に味わいながら、
ちらりと感じるジャパニーズ魂に
断然プラスの評価。笑

もちろん一人やカップルでの旅行であれば
南欧風リゾートを謳歌するのをオススメするが、
家族でワイワイ、仲間でワイワイ、、、
なんて時に、ちょっと１時間だけ、、、が、
やっぱり楽しいじゃない。

また、夕刻時、お部屋で英虞湾を見ながら
プライベートな時間を楽しむのも良いが、
天気がよければカフェラウンジのテラスがオススメ。

ドラマティックでそれはもう身震いするような
美しい景色を見る事が出来る。
その夕景に包み込まれるような感覚は、
自分が美しいこの景色の中で
おとぎ話の主人公にでもなったかのような、
そんな気分が味わえる。

そうそう、リゾートホテルに泊まる時、
食事の事はどうしても気になる所。
食事が美味しくなくては、
どんなに他が良かったとしても
満足度が半減してしまう。

でも、この点に置いても
『都リゾート 志摩 ベイサイドテラス』は
なんなくクリア。

それもそのはず、世界一の朝食で名高い、
神戸北野ホテル総支配人・総料理長　山口浩氏が、
三重県産の食材を豊富に取り入れた朝食とディナーの
メニューを監修しているのだ。

味良し、見た目良し、気持ちがグッと上がるような
心まで満たされる料理を堪能する事が出来る。

特に朝食では、珍しいエッグカッターで
半熟卵の殻を割って食べたり、
ジャーサラダは自分でトッピングして楽しめたり、

焼き立てのクロワッサンや志摩産のあおさを使ったバターなど、嬉しい工夫が沢山あって
本当に気分が上がる。

夢のような時間はあっという間。
ヨーロッパまで行かなくとも南欧風リゾートを味わい、
時間がゆっくり流れていく。

朝、少しだけ早起きをしてホテルの周りを深呼吸しながら散策もオススメ。
毎日バタバタと過ぎていく朝の時間が、
本当はキラキラしたリフレッシュの時間だったんだと
嬉しい気付きが得られる。

気分が上がる朝食に元気をもらって
大きなホテルのプールで水に体を任せて空を仰ぐ。

そして英虞湾の夕景に心を奪われ、
満天の星空に感謝する。
忘れられない素敵な時間。

そんな賢島での休日、
是非多くの人に
『都リゾート 志摩 ベイサイドテラス』での
夢のようなひと時を体験してもらいたい。

都リゾート 志摩 ベイサイドテラス
ADD:〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方３６１８−３３
Tel: 0599-43-7211
HP: https://www.miyakohotels.ne.jp/bayside-terrace/

取材・文：廣瀬規子