Nstyleをご覧のみなさんこんにちは。
AYAKAです。
東京は先日梅雨入りし、雨の降る日々が続いていましたが、
そんな中での晴れの日。気持ちも明るくなるし、お洗濯もしっかりと。
些細なことが感謝できるのは、そうじゃない時がそのありがたさを教えてくれるからですね。

2月の終わり頃から始まったコロナウイルスによる影響で、
世界的に様々なことが変化しました。
そして、私たちはそこから、学びの時間を与えられたと思います。
今までできていたことができなくなり、不自由さを感じた方も、
見えない不安や恐怖にまるで映画の中に迷い込んだかのような毎日を送られた方も、
多くいたことと思います。なかなか世界で同時に、というのは経験がないことです。
最初は、えー大変、えー怖いというまだ漠然とした想いから、
だんだんと一人一人が「どうにかしなきゃ」「withコロナで考えなきゃ」と
意識が変わっていくのを、肌で感じました。

そんなコロナも、まだまだ油断はできませんが、緊急事態宣言が解除され、
世界でも日常を取り戻そうと、少しずつ前に進み出している気がします。
時が止まったかのような毎日から、久々に時の流れを感じた時に、
そこにいる私たちが、もう以前のようにはいかないことに気づき始めます。
ここからどのように生きていくのかというのは、
私たち一人一人が考えて向き合っていかなくてはいけないことです。
コロナウイルスを通して学んだ、大切なこと、新しく取り入れたこと、
そんなことをうまく周りと共有しながら、一緒に支え合って生きていきたいですね。

そして、アメリカでは、ある事件をきっかけに、
黒人に対する人種差別への反対運動が過激化しています。
歴史を遡っていくと、昔からある差別というもの。
その根深い問題への運動は、今までも幾度となく行われてきました。
地球上に住む私たち家族の誰かが、悲しい想いをしている時は、
手を差し伸べるのが自然なことだと思っています。
肌の色で世の中から不当な扱いを受けることは、
絶対にあってはいけないのに。そう昔学んだのに。

私も愛を伝えていきたいと胸を張ってみなさんに言えるように、
改めて勉強を始めました。まだまだまだまだ世の中わからないこと、
知らないことだらけなのに、日々新しいことが追加され、そのスピードは、
年々加速しているように思います。見ないことにするのはとても簡単ですが、
知ろうとした時には、だいぶ遠いところにいる気がします。
今回の差別の問題に関しても、深いところまで自分が勉強できていなかったことが、
ものすごく情けなく感じました。これから数年間、一度落ち込んでしまった世界を再び
元気付けるには、それぞれのパワーやエネルギーが必要になってくると思います。

攻めの数年間ということでしょうか。
困難な時こと、大切なものをより大切に。よりシンプルに。
感謝と尊重と愛を忘れずに、一緒に向かっていきましょう。

AYAKA

AYAKA FUKANO(絵描き)   東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。 幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。 instagram:ayahundred   HP:http://ayakafukano.com