気づけば12月。今年は寒い寒い東京になる気がしています。
皆さんはいかがお過ごしですか？

我が家は長年、小さいもので我慢していたクリスマスツリーを、
今年は大きいものに変えました。
本当は、飾り付けのオーナメントも自分で作ったりしたかったのですが、
年末の大人はあれやこれやと大忙しですよね、どこの家庭も。。
ってことで我が家のツリーはまだほぼ裸んぼ。早く飾り付けしてあげなきゃ。

さて、2017年も残すところ1ヶ月を切りました。
皆さんにとってどんな一年でしたか？
私は小さな出来事も大げさに捉える性格なので、
毎年それなりに色々とあるのですが、
今年は特別な一年でした。
長年の夢だった絵本を発表できて、個展もできて、Nstyleさんでコラムも書かせていただいて。
絵を描いたり、文章を書いたり、楽しくて時間を忘れてしまうという経験を
この歳になってもさせてもらえて幸せをいっぱいもらいました。

でも、同時に大事な人を失い、命の尊さについて沢山考え悲しみに暮れる日々もありました。
あらゆることが、時間を置かずに同時に起こる、そんな一年でした。
生きるって、とても大変なことなんだと、ふと思うことがあるのです。
人生は幸せなことばかりではないから。
悲しいニュースも沢山あるし、寒い季節は空も暗くなるのが早いし、
なんだかいろんな想いが駆け巡る季節ですもんね。

でも、生きていたいのに生きられない人たちが世の中には数えきれないほどいるということ。
そして、私たちは生きていないと幸せも、楽しみも、悲しみも、感じられないのだということ。
それだけは忘れずにいたいですね。

そして、私にできることなら、少しでも皆さんの元気につながるような活動をしていきたいと
改めて思いました。
皆さんの心の悲しみを少しでも和らげられるような。
一瞬でも嫌なこと忘れられるような。

これからも、愛を込めて多くの方に届くよう、一生懸命頑張ると誓った2017年です。
そんな今日のコラムなのでした。

AYAKA FUKANO(絵描き)   東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。 幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。 instagram: HP:ayahundred